鋳鉄の製造過程で冷却速度の違いなどから発生する内部応力や溶接構造物の溶接時の応力などを事前に除去するために炉内に入れて昇温し、さらに炉冷することにより、組織変化をさせずに内部応力を除去します。ますます高精度化を要求される機械産業にあって、熱処理は非常に重要な位置をしめています。コンピューター制御により安定した温度管理を実現すると共に、燃料にLPガスを用いることで窒素酸化物等有害物質の排出を削減し環境負荷を低減しています。
NO. | サイズ(mm) | 最高温度 |
1号炉 | L3,500×W1,500×H1,400 | 900℃ |
2号炉 | L5,500×W2,500×H2,200 | 900℃ |
3号炉 | L8,000×W3,600×H3,200 | 700℃ |